2018年3月8日木曜日

映画鑑賞会を通して

今年も早いもので、三月に入りましたね。
寒暖差が激しい時期ですが、体調など崩されていないでしょうか。

さて、リワークでは月に一度、「映画鑑賞会」というプログラムがあります。
テーマに沿った映画を、ひとり一本考えていただき、紹介してもらいます。
その際に “リワークで一緒に観たい映画”を考えてくださいとお伝えしています。
共に復職を目指すメンバーと鑑賞することは、友人や家族・ひとりで鑑賞するときの体験と少し違うのではないでしょうか。

そして、紹介していただいた映画の中から、一つを選びプログラムで鑑賞します。
先月は「最高の人生の見つけ方」という映画を鑑賞しました。

余命を宣告された男性二人が、「やりたいことリスト」を作り、実行するために旅にでるストーリーです。
人生の価値とは何なのか、とても深いテーマを投げかけられる映画でした。

この映画の中で、個人的にですが非常に印象的なシーンがありました。
それは、旅の途中のピラミッドの上で二人が語らうシーンです。

古代エジプト人は死んだとき、天国の門の前で二つの質問をされるそうです。
ひとつめは、自分の人生に喜びを見いだせたか
ふたつめは、他者の人生に喜びをもたらしたか


鑑賞しながら、自分はこの問いにどう答えるか。それ以前に、答えられるのか。
加えて、これを問う意味とはなんだろうかと考えていました。

人生は自分だけのものでもなければ、他者だけのものでもない。
相互が絡み合ったときに、より豊かな人生になるといった、メッセージのようにも感じました。
これは現代の日本でも、そしてリワークの中でも…と連想が進んでいきました。
これは、私が映画を観て、自由に(勝手に)思い描いたことです。
一緒に観たメンバーさんは、どういう感想をもったでしょうか。
違った感想をもっていることも、全く別のシーンが印象的だった方もいるでしょう。
映画鑑賞会というプログラムから、何を体験されたのか共有してみたいところです。

今月は「働き方を考える」というテーマで映画鑑賞会を行います。

みんなで映画を通して、働き方を考える。そんな機会になることを願っています。

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