2016年12月20日火曜日

今この瞬間を大切に

だんだん寒さが本格的になり、インフルエンザやノロウイルスなどが流行ってきますね。
帰宅後のうがい、手洗い、防寒対策や、マスクの着用で体調を崩さないように気をつけて下さい。



年末は仕事の追い込みや、大掃除でバタバタしますが心身のメンテナンスはいかがでしょう?
1年の振り返り、来年の目標に注目しやすい時期でもありますが、是非「今、現在の自分」にも注目してみて下さい。



リワークでも、マインドフルネスの時間に「今、この瞬間」を大切にしてもらうよう、座禅・ヨガ・歩く瞑想・食べる瞑想・ボディスキャンといった方法に取り組んでいます。
取り組む前には、イメージしにくくとりあえず言われたまま実践してみるメンバーさんがほとんどだと思いますが、実践後は何かしらの自分の変化に気付いて驚かれる方もいらっしゃいます。



当たり前に過ごしてきた事が、実は複雑な事をこなしていたり、無意識に行っていた自分の癖に気付いたり、集中していると思っていたのに色んな事を考えていたり。。。



注意して自分を観察する事は意識しないと難しいと思います。
是非「今、この瞬間」に注目する機会を作って、現在の自分(心と体)を観察してみてください。
気付く事が多ければ多い程、改善・工夫の仕方が生まれますし、達成感や自信にも繋がると思います。


2016年12月9日金曜日

2016年の私


今年も残すところ、一ヶ月を切りましたね。

日が暮れるのも早いので、何だか、一日もあっという間に終わってしまうように感じます。

年末だと思うと、「やり残したことはないかな?」「あれも、まだやってなかったな」
「これもまたできなかったな」と思って、気持ちも焦ってしまいますよね。



リワークでは、10月末の自己分析の時間に、
【今年やり残していること】というのをテーマに上げ、少しずつ前から、年内の限られた時間を意識してきました。


そして今月、12月の個人プレゼーションの時間には、
【2016年の私】というテーマで、今年は自分にとって、どのような一年だったんだろうということを、それぞれ発表してもらいました。


この一年の間に、職場でうまくいかなくなって休職することになったり、気分も体調も不調を来してしまって、職場に行けなくなって、辛い現実に直面したり、
リワークに参加するようになって、自分自身の課題を再認識したり、成長を感じたり、
リワークが、自分にとっての1年だったというメンバーさんもおられれば、
リワークを経て、復職して、職場で試行錯誤しながら踏ん張っておられる方々もいらっしゃるでしょう。




『これからどうしていけばいいのだろう?』と思いを巡らせるとき、

“これからどうなるか”という将来だけを見ていても、きっと答えは見つからないように思います。


おそらく、今、ここに至るまでのプロセスがあって、私たちは今を生きています。

“これまで、自分はどんな風に歩んできたのかな?”と振り返りながら、

そして、“今、自分はどう感じているんだろう。どんな風に考えているんだろう。どんな状況になっているんだろう”というのを、じっくり点検していくということができれば、

“これからどうしていけるといいのか”というのが、より具体的に明確になるのではないでしょうか。



今年も残すところ、あとわずかです。

リワークで過ごせる時間や日数も限られているし、

少し、エネルギーが回復したら、次のステップへ。

そして、またそのステップが乗り越えられそうだったら、一歩進んでみて、、、


きっと、その繰り返しで、私たちは成長していくことができるのだと思います。


今、もしかして、「自分は何だか停滞しているな」と感じている人がいたとしたら、
少し立ち止まって考えてみて、できるところから、行動に移していけると、その先には、少し違った世界が広がっていくのではないかなと思います。






2016年12月2日金曜日

一日の過ごし方を知ることは、自分自身の生き方を知ること〜セルフチェックの時間〜

リワークのプログラムの一つに、「セルフチェック」があります。このプログラムは、復職に向けて、規則正しく健康的な生活リズムと生活習慣の実現を目標とするプログラムです。
リワークに参加するようになると、一日をどのように過ごしたか毎日記録します。

まず、睡眠です。
起床就寝時間を書きます。時間だけでなく、その質についても注目します。例えば、ベッドに入っても眠れない日があるかもしれません。布団に入った時間と眠りに落ちた時間に違いがあるときは、それも記録しておくとよいでしょう。目が覚めた時間と布団から出た時間が違うときも同様です。
夜中や早朝に目が覚めて眠れなくなったら(中途覚醒や早朝覚醒と言われるものです)、記録します。
リワークから帰宅後、夜の就寝までに眠ったり、休みの日の昼寝があったら、今の睡眠時間では足りないというサインかもしれません。あるいは、リワークのプログラムでの活動の仕方に無理があったのかもしれない。睡眠生活の状態は、覚醒生活との相互作用です。睡眠を単体で検討するのではなく、起きているときにどういう過ごし方をしているのか、振り返る必要があります。起床後と日中の眠気の有無をチェックして、通常の夜の睡眠以外の睡眠があったら、しっかり記録して、検討しましょう。
「睡眠がどれくらい安定しているか」、つまり、「毎日同じ時間に寝て、同じ時間に起きるという一定したリズムが、どれほど確立しているか」は、復職に必要となる精神面での安定性と自己コントロール能力を、かなりの程度示唆しています。
精神的危機と、日中では解決されなかった不安が、私たちの睡眠生活を脅かします。不安を自覚していなかったとしても、いつもと同じ時間に眠れなかったり、起きられなかったり、寝つけなかったり、途中で目覚めたならば、何かが今の自分を休ませてくれないのかもしれません。
リワークに参加することで、この兆候に気付けるようになりましょう。睡眠に関して、いたずらに不安を嵩じることはありません。
かと言って、睡眠生活の変化を通じて自分に発せられているサインを見逃し続けていては、休職前と同じことを繰り返しているのかもしれない。
自己への気付き。
自分を考えられるようになること。
それをグループの中での相互作用によって実施することが、リワークという集団療法の本質でした。
セルフチェックも、そういう時間にしたいものです。

睡眠時の記録の次は、覚醒時の過ごし方です。三食の時間を記録しましょう。もちろん、朝食を食べない人は、朝御飯の時間は書けません。起床してから、家を出てリワークに出発する(出勤に該当します)まで朝の時間を、どのように過ごすのか。
リワークでは皆で試行錯誤して、復職に向けて実行可能な朝生活を作っていきます。
朝御飯を摂った上で、遅刻しないように、間に合うように、ある程度ゆとりをもって家を出ることを考えましょう。そうすれば、自ずと目標とすべき起床時間が見立てられるでしょう。
ここで言う「間に合う時間」とは、当面はリワークの開始時間である10時30分を意味します。そして、復職時期を具体的に目標に立てたメンバーにとっては、職場の始業時間が、「間に合う時間」となります。それは多くの場合、10時30分よりも早いでしょう。
リワークに在籍している間に、職場の始業時間に合わせて家を出られるようにすることを、是非とも実行します。逆に言えば、職場の始業時間に間に合うように起床して家を出られない状態では復職は困難である、と判断できます。
復職に必要な朝の過ごし方の実現は、日中と夜とをどのように過ごすか、ということに影響されます。特に、朝の起床時間が整うためには、適切な時間に就寝する必要があります。睡眠に関する目標を立てるときは、常に起床時間と就寝時間とをセットで考えましょう。「今の自分にとって、何時に布団に入るのが心身の休養となるのか」を、リワークにいる間に発見することです。そして、それを行動に移せるようになることです。

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リワークで生活改善に取り組んでいても、なかなか上手くいかないことがあります。例えば、Aさんはリワークで生活記録を毎日つけて、生活習慣の目標を立てました。「夜11時半就寝、朝7時起床」という目標です。しかし、それがなかなか達成できない。7時に起きられない。
この場合は、何が目標達成を阻害しているかを、リワークにいる間に検討することが大事です。
場合によっては、Aさんが7時に起床するには、11時半就寝では遅すぎるのかもしれません。睡眠時間が実質8時間確保できないと、日中の疲労が取れない状態かもしれない。このことが経験的に推測できたら、就寝時間をもう少し早めることで、7時起床の達成度が高まるかもしれません。

復職の必要条件である規則正しい生活がなかなか達成できない人は、個別にしっかりと、その事態を考えることです。理由は複雑かもしれない。
身体生理的側面からの検討と、精神的・心理的側面からの検討、そのどちらも必要です。そして、「こころ」と「からだ」は、相互に影響し合っている。

セルフチェックというプログラムにおける力動も、影響を与えているかもしれません。
リワークに参加する前は、生活が非常に乱れていて、ガタガタだったBさんが、セルフチェックに参加することで、見違えるほど生活が整ったとしましょう。ここには、Bさんの生活改善に向けた工夫や努力が、もちろんあることでしょう。
それだけでなく、グループにおけるメンバー・スタッフからの対人的影響も、無視できない。
スタッフとメンバーの前で一週間の生活を報告するという行為に対して、Bさんが影響を受けていて、それが生活の変化(この場合は改善)に表われた可能性です。
仮に、Bさんが、スタッフにすごく自分の頑張りを認めてもらいたくて、評価してもらいたい、という欲求がとても高いとき。目標が達成できたことを、セルフチェックでスタッフから褒められた、とBさんが主観的に体験したら、スタッフから褒められたり気に入られたい、という無意識的の目的が、生活改善の実現とその報告として、表現されているかもしれません。
その逆の場合もあるでしょう。生活が良くならないとスタッフから否定される恐怖心が強くなる人や、生活改善ができているメンバーに対する劣等感を感じる人もいるかもしれません。
セルフチェックという生活改善を目的としたプログラムではあっても、そのメンバーの無意識的な人間関係の持ち方が、対スタッフ、対メンバーに、いつのまにか出てくることがありのです。このことに気付けるようになることが、自分の無意識的なコミュニケーションの性質に気付けることに、繋ります。

その人が、リワークでは表立っては言えないけれども、実際は復職したくたいという欲求を密やかに持っているときも、生活がなかなか復職に適した状態にならないでしょう。
また、復職に必要な規則正しい生活が実現されてしまうと、その人がそれまで依存していたような嗜癖や快感を失いかねないときも、なかなか復職に必要な生活にはならないと思います。
こういう無意識的な問題で生活改善が困難になっているときは、表向きの生活週間目標の達成度をルーチンワーク的に報告しているだけでなく、「一体自分は本当は何に依存しているのか」、「生活改善で何かを失なうことを嫌がってはいないか」という問題を、自らに問うことが必要となってきます。

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「その人が一日をどう過ごしているか」という問題は、言語にならない領域の問題です。つまり、非言語的なものです。行動に属する問題です。
行動とは、そのほとんどが、無意識的な支配を受けています。
一日は、人生の縮図とも言えます。朝起床するという人生のスタート(出生)から、夜眠りにつくという人生の終わり(死)。
私たちが一日をどう過ごしているのか、ということは、私たちが人生をどう生きようとしているのか、ということと地続きです。
セルフチェックは、「復職に必要となる健康的な生活を実現する」という目標を持ったプログラムではあります。
ただ、リワークで毎日の自分の一日の行動を記録し振り返る作業によって、自分が無意識的に一日の時間をどう組織化しているのか、ということが明らかになってきます。
それは、「自分はどういう生き方を無意識的にしていたのか」、「何を欲求しているのか」、「人生をどう生きようとしているのか」といった自分自身の姿を、鏡に映す機会にもなるでしょう。
それを知ったとき、では、私たちは、どうしたいと欲するでしょうか。
生活を変えたいと思うのか、今の生活を維持したいと思うのか。
一人一人が考えていくことになるはずです。

2016年11月15日火曜日

自分の意思について〜

11月に入り、寒さも増してきましたね。風邪が流行しているようですので、手洗いうがいを怠らずに寒さを乗り切りましょう!!


さて、今日のブログは”自分の意思”というワードについて書いていきたいと思います。

”自分の意思”という言葉は、言い換えれば”主体性”などの言葉と重なるのかもしれませんが、そのようなニュアンスの言葉は、テレビや人との会話、cressの講義などでもよくお聞きになっているのではないでしょうか?

主体性とは、自分が何をやるか、またはしないのかについて、自分の意思を強く持って決断していく力だと思います。

意思や主体性という言葉を聞くと、様々な場面で必要不可欠になってくるものだと感じられるでしょう。それらを持つことはもちろん大切であり、それらが全くないと人に流されてしまうだけになり、多くの問題を引き起こしてしまうかもしれません。

しかし、”主体性を持つことは大切だ”、”自分の意思をもっとつよく持たなくちゃ”と思いながらも、現実場面においてそれらを発揮することを難しく感じている方は大勢いらっしゃると思います。
多くの人間がいる集団場面においては、他人の意見を受容的に聞くことも立派な能力ですが、それだけでは自分自身の首を締めてしまうこともあるでしょう。

流されない自分の意思というものを持ちながら、他人からの柔軟な思考力を吸収するという、ある意味矛盾していることを人間は求められているのかもしれません。

しかし、”これだけは譲れない”という思いや考えというのは皆さんお持ちで、それが意識上に登っているものもあれば、まだ無意識のどこかに眠っているのかもしれないし、そこは人それぞれだと思います。

意識的に感じられている人はその思いを大切に持っていくことが重要だと思います。そして、その思いをどのような形で他人に伝えていくかについて考えていく必要があるでしょう。
意識的に感じられていない人は、様々な場面で自分がどう感じるのかに敏感になって見て下さい。どんな些細な場面でもいいです。そこから自分の譲れない部分が見えてくるかもしれません。

自分自身にアンテナを向け続けることで、自分の本当の思いや意思を知っていけるように心がけていきましょう。



2016年10月27日木曜日

振り返ってみること

 今年も残すところ、2ヶ月となりましたね。あっという間に感じられた人や、
やっと1年が終わると感じられた人など、感じ方はそれぞれなのではないでしょうか。

 リワークでは、メンバー全員で一つの作品を作り上げるグループ作業という取り組みがあります。リワーク通信秋号の作製を終えて、また新たな作業が始まり出す時期でもあります。新たな作業を始める前には、先ずは終わりをむかえた作業について、必ず振り返りを行います。

 前回のグループ作業に参加されていた方は、グループでの大仕事に何を見出だし、何を得られたのでしょうか?

 今回の作業では、メンバーさん一人ずつ異なる体験をされていたように思います。またグループ全体の問題も振り返りでは、取り上げられていたように思います。その中でスムーズに作業が進むと、「自分の問題が表面化しなかった…。」と、個人の課題に向き合いにくさを感じておられる人もいたようです。

では、問題が表面化しなかったから、それで良いのでしょうか。次回のグループ作業で、自分をつらい状況に置くことで問題を表面化することを待つことが良いのでしょうか。それって、自分に目を向けるのではなく、周囲に頼っている部分が往々にしてあるのではないでしょうか?どうして、その考えになったのか、どうしてスムーズに進んだのかを考えることも必要ではないでしょうか?

比較的スムーズに仕事が進んだ作業でも、何も考えずに作業に取り組んでいたということはないと思います。振り返ることはたくさんあるのではないでしょうか。
スムーズに進めるために、自分は何に気を遣っていたのかを考えてみてはどうでしょう。その気の遣い方は過剰ではありませんでしたか?普段と違う気の遣い方をしていませんでしたか?
環境が整っていても、丁寧に自分の言動を振り返ることで、自分の課題が見えてくるかもしれません。

さて、前置きはこの程度にして…
グループ作業を振り返ることと同じように、今年1年の自分自身についても、振り返ってみませんか?

辛かったなら、何に辛いと感じたのか、辛い状況をどのように対処したのか…
嬉しかったことや楽しかったことは何か、それらは、ふと舞い降りてきた喜びだったのか、自分で掴みにいった喜びだったのか…

休職前と比べると自分は成長した、変わったと思える1年だったのなら、どのように成長したのか、何が変わったのか…

やりっ放しではなく、振り返りを行うことで、同じ事を繰り返していないか、自分の行動パターンが見えてくると思います。その同じパターンに気づくことが、同じことを繰り返さないためには必要です。

 私たちの人生は、これから先もまだまだ続きます。これまでの積み重ねが、今後をつくると、私は考えています。だからこそ、今をちゃんと整理して、次に繋ぎたいものです。
リワークでも、今年一年を振り返るような、テーマを与えられることが多くなる時期です。10月末。「もう振り返るの?」ではなく、今振り返るから、残りの2ヶ月の過ごし方を考えられ、次の年に繋がるのです。

 今年もまだ2ヶ月あります。2ヶ月ゆっくり、たっぷりかけて、この1年を振り返ってみませんか?1年分を振り返ることは、容易いことではないかもしれません。先を考えるのであれば、先ずは今までの自分を振り返ることが必要だと思います。

2016年10月14日金曜日

食欲の秋 スポーツの秋

10月に入り秋らしく涼しい日も、みられるようになってきました。





 秋は『食欲の秋』ともいわれますが、先日のCRESS CAFEではホットケーキミックスを使って電子レンジで蒸しパンを作りました。
味付けは砂糖の代わりに黒蜜を使用し、きな粉で風味付けをしました。
電子レンジで調理しているときから、きな粉の香ばしいかおりが漂い、甘みも黒蜜のおかげかコクがあり甘すぎないものとなりました。

「こんなに簡単に作れるとは思わなかった」
「思っていたよりも柔らかくフワフワに出来た」
「家でも作ってみようと思う」

などの感想も聞かれ出来栄えもおおむね好評だったようです。

 
そして電子レンジの中で、生地がみるみる膨れる様子(容器に入れた生地の倍以上に膨らみます)も興味深かった様子で、理科の実験的な楽しみもあったようです。
 
とても手軽に出来ますので、甘味料の種類や量を変えたり、ドライフルーツ、ナッツ、チーズを入れるなどフィリングに変化を付けると楽しみが広がりそうです。ちょっとした気分転換になるかもしれません。

秋は『食欲の秋』だけではなく『スポーツの秋』でもあります。美味しいものを食べるだけではなく、体に負担のない範囲での軽い運動も行っていけると良いですね。





2016年10月7日金曜日

風邪対策!

暑い日が続いていましたが、急に肌寒さを感じる季節になってきました。
風邪を引かれた方、体の疲れが出てきている方も多いのではないでしょうか。
私も1週間程風邪を引いておりました。

そこで今回は体を温めるショウガ紅茶のご紹介です。
紅茶は発酵食品で体を温めるものです。ショウガに多く含まれるジンゲロールには血行促進・殺菌作用、免疫を高める成分、がん抑制効果があると言われており、感想や加熱に拠ってショウガオール(血行促進・発汗作用、体を温める作用)、ジンゲロン(血管拡張、代謝促進、脂肪燃焼作用)という成分に変化します。ダイエット効果もあるようなので、その際はよく加熱するとより効果が高められるそうです。飲んだ時に体がポカポカし、体が温まっている感じが心地よいです。

ではその作り方ですが…
<材料>紅茶、すりおろしショウガ、黒砂糖もしくは蜂蜜
<作り方>熱い紅茶にすりおろしたショウガを適量入れ、黒砂糖もしくは蜂蜜を適量に加えて甘みをつけて飲むだけ!


ショウガは粉末のものも市販されているのでそういったものを利用されるのもいいかもしれませんね。私は冬は毎朝朝ご飯代わりに飲んでいました。寒い冬も風邪を引きにくく快調でしたので、もしよろしかったらご参考にどうぞ。

2016年9月29日木曜日

リワークでの体験を復職へとつなげるために


 前回のブログでは、リワークでの体験が、今リワークに参加されているメンバーさんにとって、どういうものになっているのかという視点に拠っているものでしたが、

 今回は、プログラム、一つ一つから何をどう体験するのかという視点から綴っていきたいと思います。

 これまでも、ブログの中では、リワークに参加した期間が長ければ長いほど、復職しやすいとか、再発しにくいというわけではないということをお伝えしてきました。

 

 リワークで1クール(2〜3ヶ月)過ごしたのに、復職がなかなか見えず、むしろ出席率が芳しくないとき、
 リワークに参加されているメンバーさんは、何を頼りに復職へと歩んでいけばいいのかと、不安に感じられるのではないかと思います。


   実際、「3ヶ月もリワークに参加したけど、自分は何も変わっていないように思える」、
「リワークに参加して、生活リズムは整ってきたけれど、復職が見えない。リワークと職場とは違った環境だし、ここで何かできるようになったとしても、リワークだからできるのであって、職場ではできないと思う。リワークに参加する意味がだんだんわからなくなってきた。」と、
復職に向かえない問題が、リワークに参加する意味を問うという形で表明されることが少なくありません。


 そういった言葉を耳にするたびに、メンバーさんだけでなく、私たちスタッフも、
どうしたら、リワークの体験と復職とがつながっていくのかなと、改めてリワークの活動について考えたり、点検したりする機会になっています。

 
 疑問に感じるというのは、大切なことでしょう。
 疑問を抱いたことによって、自分が今やっていることの意味を考えるきっかけになるし、今直面している課題とどう向き合えばいいのか、自分にとって何が必要なのかを知るきっかけになるのかもしれないですから。

 リワークでやっていることと、復職とがつながらない人は、今リワークで体験していることを直視することが難しくなっているのかもしれないと考えることもできるでしょう。



 そういうときには、リワークで今取り組んでいることに、もう一度、目を向けてもらいたいのです。


 たとえば、日々の生活記録をつけることになっています。
 これは、今、自分がどういう生活をしているのかを視覚化したり、どういう体調なのか点検したり、どういうことで気分や体調に影響が出るのかを知るために役立ちます。

 認知療法では、1週間のうちで、気持ちが大きく揺れ動いた出来事をピックアップし、そのときの気分や頭の中に浮かんできた考えというのを整理していきます。

 ストレッチの時間には、今自分の身体をどのくらい動かせるのかを感覚的に知ることができます。

 こうして、プログラムを通して、みなさんはいろんな面から、“今、自分がどういう状態なのか”というのを知ることができるのです。

 

 今、自分がどういう状態なのかを知り、これまで自分がどうだったのかなと振り返ることで、“今の状態で仕事ができるのかな”、“復職したあと、自分で体調管理できるかな”、“周囲の人とうまくやっていけるのかな”と考えることになるでしょう。


 そうすると、
 「今までは、こうしてきたけど、それは良くなかったんじゃないか」
 「自分はこれが正しいと思ってきたけど、違うやり方の方がいいんじゃないか」と
 これまでの自分のあり方に、自分自身が直面する必要が生まれます。



 でもそう感じることの方が、きっと当然のことで、
 リワークの中で、自分の壁と向き合い、どうしていけばいいのか考えることが、リワークで重要な作業といえます。

 
 自分を信じるためには、自分に疑問を投げかけてみないと、本当の自信にはつながらないのではないでしょうか。


 “自分はできる”と確信を持ちたい人は、自分ができないことがあるかもしれないという不安を見たくなくて、回避しがちになってしまうかもしれないけど、
 “本当に、自分はこれができるのかな?”と考えてみることで、どのくらいのことが今の自分にできるのかということがわかり、それが自信へとつながると思うのです。

 
 リワークでは、毎日さまざまなプログラムを行っています。


 その中で、「自分は、どうかな?」「これまで自分はどうしてきたかな?」「どう過ごしてきたかな?」と考える作業を、日々繰り返してみて、ここでの体験を、復職へと主体的に進めていきませんか?
 

 

2016年9月20日火曜日

リワークで過ごす体験が、現実からの逃避にならないために 〜リワーク体験が治療的なものとなるかどうか〜

リワークでの体験は、時とともに変化します。
例えば、参加当初はリワークにストレスなく通っていたメンバーがいたとします。
その人が、復職が決まりリワークを卒業するまで、ずっと同じ状態でいられたとしたら、すなわち、ストレスなく通い続けられていたとしたら、あなたはどう思いますか。
「リワークでストレスを感じず、欠席もせずに続けられたから、大成功」と思う方もいるかもしれない。

しかし、リワークに参加しているメンバーの多くは、そうは思わないはずです。

実際には、何らかのきっかけ(これはメンバーによって異なります)が起こります。
これによって、「(職場と違って)ストレスなどない」と感じていたリワークが、職場に似た困難な場所に変容します。
具体的には、欠席という行動によってそれが表現されることが多いのです。
これが休職の再現に極めて近いものであることは、さほど説明を要しないでしょう。

「ストレスがないはずのリワークが、職場と似た不快な体験が起こりうる場所である」と体験することが、治療的な意味を持ちます。
なぜなら、この変化によって初めて、「一体何に不快やストレスを感じて、リワークが苦しい場所に変わったのか」ということを、リワークの中の具体的な体験を素材にして考える機会が得られるからです。
リワークが苦しい場所になってしまったのだから、これは辛い体験です。
辛い体験ではありますが、ここで何が辛くなっているのかを自分自身に問い、それをグループに話して一緒に考えたり、スタッフとの個別相談で一緒に考える体験をどれだけ持てたかが、リワークという集団療法での中核的な治療体験になるのです。

この治療的な体験に取り組むときに、自分が本当に感じていた心の声が、少しずつ誰かに語られるかもしれません。

「プログラムなどでの付き合いを通じて、あるメンバーが嫌になってしまった。」
「信頼していたスタッフだったのに、自分のことがわかってもらないと感じて、失望してしまった。」
「集団に溶け込めないと感じ、孤立感に悩んでいる。」
「リワークに意味や意義を見出せず、時間の無駄だと思うようになった。」
「復職が近づいてきたけれど、実際はあんな職場に戻りたくない。少しでも先延ばししたい。」

リワークという集団における治療体験では、自分が今の集団や場所のなかで、何に辛くなっているのかを考え始められるかどうかが鍵を握ります。
「辛い」という言葉では体験の性質が限定されるので、「リワークに参加しているうちに、自分自身や集団に対していろいろと考える機会が増えたり、モヤモヤとしてスッキリしない体験が増えてきた」と、言葉を広げてもいい。
ただ、やはり、自分がリワークの中で行き詰まったり、悩んだりすることがないと、リワークでの治療体験のインパクトは薄れるでしょう。

悩みながらも考え、怖いけれども、相手にその思いを言葉にしていく。
そうする過程が、自分自身について内省的に知るきっかけを生むかもしれない。

リワークのなかで、実際の対人関係に苦しみながら、それを職場で自分に起きていたことと連関させられるような気づきの体験がないと、リワークは非常に浅い体験になっていることが示唆されます。
リワークで実質的な治療的な体験を持てなかった場合は、職場に戻っても、不快なことや大変がことが自分の身に起こったら、容易に「欠席」という未熟な方法に頼ってしまうことが起こります。

リワークが、職場という辛い場所と切り離されたままになっていないだろうか。
リワークと職場とが、完全な別ものだと感じていないだろうか。
例えば、次のように。

リワークは良い所/職場は悪い所
リワークは楽な所/職場は大変な所
リワークはぬるま湯/職場は熱湯
リワークは楽しい所/職場は辛い所
リワークの人たちは優しい人/職場の人たちは優しくない人
リワークスタッフは良い人/職場の上司や同僚は悪い人
リワークはやり甲斐がない/職場はやり甲斐がある

上記の対立関係は、リワークと職場とが切り離されたままだと、リワークで辛いことがあった場合に、容易に反転します。
例えば、
リワークは大変な所/職場は楽な所
などと。

リワークと職場とが切り離されたままだと、リワークで自分自身に悩んだり行き詰まりを感じることも、ほとんどないことでしょう。
それはしかし、「リワークの中では、見たくないものを見ないようにしている」からかもしれません。
リワークを、意識的にか無意識的にか、職場とは違うものとして保存し、それを維持しようとしていないか、問うてみて下さい。
今のリワークが「現実からの逃避」になっていないか、自分に問うことが必要だと思います。

リワークの参加期間が長くなっているメンバーの方は、そうした自分の状態に対して、程度の差はあれ自覚的になり、モヤモヤした思いを抱くと思います。
そうしたモヤモヤの中でも、自らに問うのが辛い問いの一つに、「リワークに居続けているのは、職場などの外の世界に出て行くのが辛いからなのではないか」という問いです。
復職という辛い現実に向かうのではなく、リワークに逃避しているのではないか、という問いです。
これは辛い問いですが、参加期間が半年以上となり、1年が近づくにつれて、この問いは真剣に問うべき問いとなるでしょう。
リワークが長くなっているメンバーの方は、この問いを軽視せずに、向き合えるかどうかです。それは、自分にとってリワークが治療的な場になっているかどうかを、問うことですから。
参加期間が長くなっているならば、「見たくないものを見ないようにしてリワークを続けていないか」という葛藤が、その時間を意味のあるものに変えるかもしれない。

参加してまだ早いメンバーの方も、リワークに参加し続けていれば、いずれこのように悩んだり、葛藤するときが訪れるでしょう。

CRESSでは、リワークで実質的なプログラム体験を持つには、3ヶ月は必要であると考えて、3ヶ月以上は参加してもらえることを最初の段階で確認しています。
そして、原則、1年間を参加の上限としています。
このように、参加期間は、リワーク体験の重要な条件です。
しかし、時間の長さは、必ずしも治療的な深さを保証しません。
そのリワークでの時間を、治療的なものにできるかどうかは、やはりその方がどれくらい悩み、それを考え、「見たくないものも見たか」に大きく依存していると思います。

今日の記事は、リワークでの楽しい体験を否定するものではありません。
リワークでの楽しさは、そこでの情緒交流を意味していますから。
それは、復職に向けての大事な準備ですし、そうした陽性の情緒体験じたいが、治療的な意味を持ちます。

しかし、リワークが多面的な体験となっているかは、考えてもらいたいことです。
一面的な体験(例えば、「楽しい」という以外にはあまり思いつかない)であれば、それは、リワークと職場とが切り離されたままかもしれない、と疑ってみてください。

多面的な体験が持てているメンバーがいる集団であれば、その集団は治療的な力を持てることでしょう。
しかし、一面的な体験でよし、としているメンバーから構成される集団であれば、その逆のことが起こることでしょう。

そして、やはりリワークである限りは、私たちは前者の集団として成長できるかどうかを目指したいものです。

それは、自分と、リワーク集団とを、別ものとして見るのではなく、自分はリワーク集団に影響を与えているし、自分もリワーク集団から影響を被っている、という視点を提供してくれます。

2016年9月9日金曜日

ロールプレイについて

CressではSST講座としてロールプレイを実施しています。

ロールプレイでは、主役・脇役といった数名で行うもので、現実に起こる場面を想定して、複数の人がそれぞれの役を演じ、その体験を通じて、ある出来事が現実場面で生じたときに、適切に対応できるようにする学習方法です。

まずはロールプレイの背景となる物語を皆さんで読み、大まかな内容を把握してから、主役・脇役という役柄をメンバーの皆さんで決めていきます。

人前に立って、役を演じるというのは、
思っている以上に勇気のいることだと思います。
ロールプレイの役に挑戦する人/しない人が存在することも確かです。

そこで今日はまず、配役決めについてお話出来ればと思います。

ロールプレイの内容自体も重要なのは勿論ですが、配役(配役を決める時の自分自身の思い、感情)も重要な事柄だと思っています。
というのも、”今日は主役をやろう!”と思う時もあれば、”なんだか気が向かないなあ”と感じることがあると思うのですが、それは何がそうさせているのでしょうか?

もちろん、その時々の気分や体調なども大きく左右していると思います。経験したことがない場面だからちょっと今回は・・と感じられることもあるでしょう。
しかし、その役柄自体が経験としてあるが故に演じることに自信がない、という理由も存在するのだと考えることも出来ると思います。

しかし、上記とは逆の場合も多く見受けられます。
配役を決める際に、”自分が経験したことだから”と手を上げて、主人公に立候補するというものです。

経験のある場面でどう状況を対処するのか、
自分はこのような苦手な場面でどのように行動し、どう感じるのか。
そのことについて考えることは、非常に大切なことだと思います。

実際にロールプレイを演じてみて、
客観的なフロアの意見を聞くことで、
自分の行動の癖・情緒の揺れなどについて検討し、自己理解に繋げていくことが出来ます。

ロールプレイの舞台は実際の場面ではないし、
ある種の人工的な場面ですが、
その人独自の特徴が多く表現されます。

単なる行動の癖だけではなく、
自分がこのような時にどう思いやすいのか・どう感じやすいのかという、
自分自信の情緒に触れる体験を増やしていくことが重要なことのように思います。

今度も皆さんと、
自分自身の情緒に触れる体験を増やせていければいいなと思います☆

2016年9月1日木曜日

Cress Caféから学んだこと

今週のCress Caféでは、Cressのメンバーさんと一緒に「かき氷」を作って、食べました。8月に行われたCressの卒業生と現在Cressに在籍されている方々の交流会があり、そこでもかき氷を用意したので、「また、かき氷か」と残念に思われた方もおられたかもしれません。

 でも、振り返りの時間には「昔ながらのかき氷で、良かった」「宇治抹茶きなこ黒蜜、最高〜♪」と、楽しく過ごせたという感想を多くいただくことができました。

 さて、ここからが本題です。どうして、メンバーさんの多くが「楽しく過ごせた」と思えたのでしょうか?

 もちろん、和やかな雰囲気で美味しいものを食べたから、というのもあると思います。理由は人それぞれ、様々にあると思います。また、中には「楽しくなかった」と感じていた人もいたかもしれません。

 いろんな理由があると思いますが、その内の1つに、「時間に追われることなく、ゆったりと過ごせた」ことが挙げられると思います。
 つまり、息抜きのCaféタイムであっても、時間に追われたり、強制されたり、枠にはめ込まれるような体験であると、それはリラックスの時間ではなくなり、苦痛や物足りなさを感じたり、欲求不満な状態になったり、本当のリラックスには至らないと私は考えました。

 今回は、ある程度の枠は有りましたが、氷を削って、好きなシロップをかけるという、作業工程が少なかったこともあり、ゆっくりと食べることができました。急いで胃の中に入れ込むプレッシャーはなく、またシロップも好みのものを選択でき、座席も自由で仲間と交流する時間を多く持てたという、欲求を満たされる体験が多かったように思います。もちろん、個人差はあります。それが上手く合わさり、多くのメンバーさんがリラックスして、楽しいと感じる時間を持てたのだと感じました。

 スポーツをしたり、読書をしたり、趣味など気分転換の方法は、人それぞれ様々にお持ちだと思います。今回のCress Caféでの体験を通して、趣味や気分転換が義務的にならないよう、ゆったりリラックスできるように、運動や読書、美味しいものを食べることが重要なんだと思いました。私自身も上手く活用していきたいと思います☆

2016年8月24日水曜日

きびしい残暑が続いています

 お盆があけて朝晩は虫の音も聞こえ始めましたが、夜間でも湿度が高く、日中は気温35℃を超える猛暑日が続いています。まだまだ残暑がきびしく熱中症への予防に注意が必要です。

 熱中症の要因としては 『1.環境』 『2.行動』 『3.からだ』 の3つが主なものとして挙げられています。
 その予防対策についてはメディアでも頻繁に紹介され、注意を促されていることもあり

 1.温度、湿度、風量、日差しなどの『環境』に対しては、エアコンの利用、外出時に日傘や帽子を着用する、通気性・吸水性の良い衣類を身に着ける、などの対策

 2.『行動』に対しては、急激な筋肉運動や炎天下での長時間の作業を避ける、こまめに水分を補給する等の対策

は行えていることも多いと思います。

 少しおろそかになりがちなのは『からだ』への対策かもしれません。高齢者や乳幼児には、成人に対するよりも注意が必要なことは周知のことと思われますが、成人でも「低栄養状態」「肥満」二日酔いや寝不足などによる「体調不良」、下痢や発熱などによる「脱水症状」などの『からだ』の状態にあるときは、熱中症がおこりやすいと言われています。
 
 対策としては、バランスのよい食事、適度な運動、十分な睡眠、と基本的なことが挙げられ、これらは熱中症にかかりやすい夏だけに限らず、一年を通しての心がけが大切です。この当たり前と思われることを継続していくことが、意外と難しいことかもしれませんが、意識することを第一歩として、熱中症にかかりにくい「からだづくり」に取り組んでいきたいと思います。

 

2016年8月8日月曜日

生活を見直してみましょう

暑い日が続いていますね。
適度なエアコン使用や、こまめな水分補給で熱中症対策をお忘れなく!



暑いからと言って冷たい飲み物や食べ物ばかりを摂りすぎていませんか??
辛いものや熱いものを摂取したり、軽い運動などで汗をかくと「なんとなく体が重いな・・・」「やる気が出ないな・・・」という気持ちも汗と一緒に流れてスッキリできるかもしれないですよ。




夏季休暇・盆休みの過ごし方はもう予定していますか?
仕事の疲れをとるために、楽しみにしていらっしゃる方が多いのではと思います。



リワークでは生活習慣を見直すプログラムがあり、毎週メンバーさんと共有しています。平日と休日のエネルギーの使い方で困っている方や、なかなか自分の理想とする生活リズムに整えることが出来なくて苦戦される方がいらっしゃいます。
慣れてしまった負の行動パターンを変えることは容易ではないので、時間がかかっても一つずつクリアして理想の生活に近づけていってもらいたいと思います。



理想を高く持ちすぎると、出来ないときに「やっぱりだめだ。」となってしまいやすいので、「これなら継続できそうだな」と思えるところから始めてみてください。
他人から「ああしろ、こうしろ」と言われるより、自分で「自分はここが困っている、だからこうしたい」と考えられると実行に移しやすいと思います。
困った時は、いろんな方からのアドバイスを受けながら自分なりの工夫ができるといいですね。




仕事優先で自分の生活を見直す余裕がなかった方は、休日を利用して理想の生活リズムへの改善策を計画してみるのはいかがでしょうか?

2016年7月29日金曜日

軽運動について

今回は軽運動についてのご紹介です。
水曜の午後に軽運動として、卓球やパットゴルフ(もぐふ)などのゲームを行っています。

卓球は個人リーグ戦で、卓球は学生時代以来初めてという方も多く、最初は戸惑いながらも皆さん回を重ねるごとに上達されていっています。またもぐふはチームに分かれてチームワークで得点を競い合っており、毎回盛り上がりを見せています。

初めてリワークに参加された方は最初のうちはどうしても戸惑ったり、緊張してしまいがちですが、
この軽運動は比較的リラックスして参加できるものなので、初めてホッとしたという感想もお聞きします。

慣れてきたメンバーさんの動きを拝見していると、歓声や物音が大きくならないように気をつけながら、参加者みんなが楽しい雰囲気になるように初参加の方にルール説明をしたり、応援や声かけなどユーモアを交えたり、準備や片付け、審判などの役割を率先して行って下さっています。こういった遊びの中で、自身が無理せず楽しみながら、周りを見ながら臨機応変に動く事も、社会生活を送る上で大切な力の一つのように感じます。
参加が間もない方は、まずはリワークの雰囲気に慣れて、自身がリラックスして楽しめることを目標にして頂ければと思います。


スタッフも参加者の皆様が有意義な時間を過ごしてもらえるように陰ながら応援しております!

2016年7月22日金曜日

休むことってダメなこと?


リワークに参加されているメンバーさんや、リワークを卒業して復職された方々のお話をうかがっていると、

「会社を休むことになって、申し訳ない。僕が休んだ分、みんなに迷惑をかけてしまっている」
「同僚たちは残業して頑張っているのに、私には勤務制限があって、定時で帰ることに後ろめたい気持ちになる」
とおっしゃられていることが多く、

そう思うことになった背景には、どんな心が動いているんだろう?と、考えさせられることが多くあります。



日本に生まれ、日本で育ち、日本で暮らしている私たちは、

日本人のアイデンティティの一部として、

特に意識しないうちに、勤勉が美徳とされ、“休むことはすごく悪いこと”だというのが、心の中に根付いているのかもしれません。


でも、それを、「日本人の心性だから、仕方ないか」と、片付けてしまうのは、どこか違和感を感じてしまいます。


休むことって、そんなにダメなことなんでしょうか?



一概に、‘休む’と言っても、その時間、期間、何を休むのか、質や内容など、さまざまな視点で考える必要があると思いますが、

たとえば、山登りをしているときに、頂上までは徒歩で2時間かかるから、途中30分経過したところで、足を止めてお茶を飲むというのはどうでしょう?

おそらく、2時間休まずに歩き続けると、足も疲れるし、喉も渇く、暑い日差しの中で水分が足らなくて体調を崩してしまうかもしれないし、大量に汗をかいて意識が朦朧としてしまうかもしれない。

そういう状態になったら、皆さん迷わず、休憩を取って、水分補給されるでしょう。



では、締切まで1ヶ月ある仕事が思うように進んでいない中で、毎日残業が続き、寝不足で仕事中の集中力が切れて、体調が思わしくない。そういうときに、1日お休みを取るというのはどうでしょうか?

あと、「1ヶ月しか期間がないし、周りに迷惑がかかるから、その仕事が終わるまでは頑張らないといけない。仕事が大事だから、自分の体調のことなんて、気にしていられない。休んだら、その分、遅れてしまう」と想像された方が多いのではないでしょうか?


ここで、「まだ1ヶ月あるし、ゆっくり進めていこう。体調を整えて、万全の状態で仕事に取り組もう。今、気持ちに余裕がない状態で仕事に取り組んだら、他の仕事にも支障が出るかもしれないし、その方が他の人に迷惑がかかるかもしれないから、今の仕事の進捗や自分の状況を周囲に相談してみよう」と、思われた方は、恐らく自分の状態に合わせて、そのときどきのパフォーマンスを発揮することが得意なのではないかなと推測します。

私たちは機械ではないので、いつでも同じように行動ができるわけではないですよね。

日々、生活している中で、しんどいこと、辛いこと、悩むこと、いろんな出来事に遭遇し、私たちの心は常に揺れ動いています。

どんなときにも、同じようなパフォーマンスを職場では求められることの方が多いでしょう。

でもきっと、求められていることに過剰に合わせようという気持ちが強くなればなるほど、私たちは自分の心の中の気持ちを見失ってしまうことにつながってしまうのではないでしょうか。




「ここで休んだら、ズルズルしてしまうんじゃないかと思う」

「一回、立ち止まってしまったら、もう前に進めないかもしれない」

と、休むことに対する不安が強い人は、

自分のことを信じれないような状態なのかもしれないし、

すごく頑張っている分、やる続ける中で得られているものがあるから、それを手放したくない気持ちもあるのかもしれないですね。




ずっと休憩したままだと、目的地には辿りつけない。


誰も、そこまで運んでくれるわけではないですから。


しかし、ずーっとエネルギーを消耗し続けると、きっと、エネルギーが枯渇してしまって、いつしか前を向けなくなる。


こういう風に考えてみると、


適度に休むことは必要なことだし、

できるときに、パフォーマンスを発揮することも必要なことだというのが見えてくると思います。


・会社を休んでしまった

・休職することになった

・リワークに行けなかった


休んだとき、どうして今休むことが必要だったのか、その意味について考えてみませんか?

今、そうすることが必要だったのかもしれないのですから。


その意味について考えてみて、それがどういうものだったかわかったら、

また進み方が見えてくると思います。


自分は何から目を背けているのか。


自分が何かを達成できないことなのか。


自分の能力を目の当たりにすることなのか。


苦手な人との関係を遠ざけることなのか。


休んだ意味がわからなかったら、休むことが、何かから回避するという手段に変わってしまって、それが繰り返されてしまうでしょう





リワークでは、休職している仲間が集まり、じっくり立ち止まって考えてみて、自分自身についての理解を深めていくということに重点を置いています。


自分のことがわかったら、どうしたらいいのかも見えてくるはずです。

それが見えてきたら、できることから行動できるといいかもしれません。

もし、それが間違っていたとしたら、また考えてみて、できることから始めていけるといいかもしれません。


進むことが必要なとき、休むことが必要なときがあると思います。


置かれている状況と、今の体調と、気持ちのバランスを見ながら、
今、自分がどうすることが大切なのか考えていきたいですね。


仕事を頑張っている分、気分転換する時間も積極的に取ってみたり、

頭と身体を使っている分、休憩を取ったり、

何か一つのものだけに気持ちがとらわれてしまわないということが大事なのかなと思ったりします。







2016年7月15日金曜日

個人プレゼン

気温が30度超えの日々が続いていますね。
とても暑いため、体調管理の方気をつけたいですね。

個人プレゼンでは、「夏」というテーマで発表していただきました。発表のやり方は人それぞれですが、たとえば、

語りで発表する人
パワーポイントを利用して発表する人
イラストを用いて発表する人
音楽を鳴らして発表する人

とそれぞれ違った発表の仕方があります。

何度も人前で発表することで、自分自身がしっくりくる発表の仕方が見つかっていくのかもしれません。

発表するまでに準備期間があると思いますが、その準備もとても大切になってきます。
準備をきちんとすることで、自分の伝えたいことが明確に出来るし、時間の配分なども事前に考えることが出来ます。
メンバーさんからのお話からも、準備がきちんと出来たときは、自分の納得がいく発表をすることができ、発表自体を楽しいと感じることが出来るようです。

発表というのは、”話し手”と”聞き手”がいて成り立つものです。もちろん、話し手は聞き手の人たちに分かりやすく時間内で発表することが求められます。しかし、発表者である”話し手”がどれだけ自分の言いたいことを話せて、楽しめるか、というところも重要な部分です。そのためには、上記にも述べたように、自分の出来る範囲内での準備というのが大切になってきます。

その準備期間は、原稿の作成や発表する際に必要なものを用意するなどありますが、前回の発表で気になった自分のクセや考え方について思いを巡らせる時間でもあります。
そのようなことを次の発表に活かすためにも、準備期間というのは必要不可欠になってくるものと思います。

次回の発表も楽しみにしています。


2016年7月9日土曜日

グループセラピーの体験 〜「ネガティヴ」な気持ちをどう扱うか〜


リワークでは、自分の本当の気持ちや思いがどういうものなのかを知ることの意義を学んでいます。
そして、それがとても難しいことも、同時に。
休職前の辛かったときのことを思い出してみてください。心の中に様々な感情が湧き上がっていたことでしょう。
「仕事が片付かない。もう自分の力では無理だ」
「上司のわたしに対する態度が嫌だ。なんでいつも厳しい言い方ばかりするんだ」
「なぜあの人は評価されるのに、わたしは同じだけやっていても、認めてくれないんだ。蔑ろにされている。」
「わたしのことをわかってくれる人は、この職場に誰もいない。ひとりぼっちで寂しい。」
「もうわたしなんて、何をやってもダメだ。どれだけ頑張ったって、わたしなんて、ダメなんだ……」
私たちを苦しませる感情は、ネガティヴな感情といわれます。そうしたネガティヴな感情を生んでいる考えにも、私たちは苦しみます。
ネガティヴな感情は、扱いかねることが多いことでしょう。
ある人に非常に怒りを感じていたとして、しかし、この怒りを加工しないままに直接相手にぶつけたら、当然相手もそれ相応の反応を寄越し、二人の関係は破壊されてしまうかもしれません。そういうことがわかるので、私たちは怒りを相手に直接ぶつけることを恐れるでしょう。それを避ける訳です。
しかし、この怒りはどこに行くのでしょうか。
時間が経てば薄れていくかもしれません。その人と接触しなければ、怒りも感じないかもしれません。
しかし、その人とは今後も顔を合わせなくてはいけないとなったらどうしましょうか。仕事の上司や同僚は、そういうものです。
怒りは消化されないままに、心の中で私たちを常に脅かし、その発露を窺うことでしょう。それが相手に向けられない場合は、その矛先を自分自身に向け換えるかもしれません。
怒りだけでなく、落胆、失望、嫉妬、羨望、孤立感といったかなり性質のはっきりした感情から、不安というその正体がはっきりとは知られない感情体験まで、ネガティヴな感情は、それが手に負えないがゆえに、私たちの心身の安定を脅かします。
*  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *
リワークに参加しているメンバーは、そういう感情に苛まれたときに、ホームワークを書いて、自分を客観視する作業をされるかもしれません。
ホームワークでは、自分が不安や動揺したときに何を考えていたかを振り返ります。そして、その考えに対して、内なるもう一人の自分が向かい合い、検討を開始します。
すると、ネガティヴな感情に支配されていたときは、極端な考え方や思い込みをしていたことに、気付くかもしれません。こういう別の見方や考え方もあるのではないか、ということに気付くかもしれない。客観的事実的な確認も実施しながら、このように、内なるディスカッション(自己内対話)をホームワークでは試みます。その結果、最初の考えとは違った、もう少しバランスの取れた見方が創造できることが期待されるのです。
このようなホームワークの作業はとても大事です。しかしその一方で、強調しておきたいことがあります。
*  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *
私たちが最初に体験していたネガティヴな感情や体験(ホームワークの言葉でいえば、自動思考にあたるでしょう)を、過小評価しないでもらいたい、ということです。ネガティヴな感情や思考(例えば、特定の他者や自己に向けられた「怒り」や「嫉妬」、「失望」、「落胆」、そして「不安」)を、「こんな嫌なことに関わっていたら、しんどいだけだ」として、「考えないようにしておこう」と軽くみなしたり、「私の認知が歪んでいる」の一言で片付けてしまわないことです。
むしろ、このように「ネガティヴ」とさえる心の体験こそが、自分自身を知る貴重な機会を与えてくれます。
「なぜ自分は、この状況に、あるいはこの相手に、こんなに苛立っているのだろう。怒っているんだろう。嫉妬しているんだろう。不安なんだろう。罪悪感があるのだろう」
こういう問いを軽んじないで、大事にして、それをリワークの中で考えましょう。
そうしたネガティヴな体験をしている私たちの心は、これまでまともに相手にもされず(つまり、考えてもらえず)、その存在も直視されず、手を付けないままに、放置されてきた部分です。
でも、その部分はそうやって今まで放置され続けてきたからこそ、休職に象徴されるような心身の危機として、私たちにその存在を訴えかけてきているのです。
苦しいからといって、すぐにネガティヴな体験に目を閉ざさないで、それを見てみましょう。確かにそれは苦しいはずです。でも、休職してリワークに通っている方なら、それが出来るチャンスがあります。
なぜなら、リワークはそういうことに取り組む場所だからです。自分のネガティヴな体験をどう扱っていいかわからずに、休職に至り、苦しんでいる方たちが集っている場所だからです。その手伝いをするために、私たち病院のスタッフもいるからです。
リワークメンバーにとって、その作業の手掛りとなる体験は、リワークの中で起こっていることです。
*  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *
グループセラピーというプログラムは、そういう取り組みをしているプログラムなのです。
リワークで日々体験していることを手掛りに、あるリワークメンバーに対しての思いや、スタッフへの思いを、当事者同士で考えることができたら。それは怖くて不安な作業でしょうが、当事者で真剣に考えた体験によって、その相手との関係が壊れることなく、新しい性質を持った関係へと変化したら。
復職に向けて「自分が変化すること」という言い方は、リワークでもよく話題となります。ここでいう変化とは、魔法がかかったようなスーパーマンになることでも、仕事が出来る人間になることでも、苦しみがなくなることでもありません。
私たちのリワークでいう「変化」とは、これまでほとんど扱われないままにきてしまった自己のネガティヴな体験にリワークの中で目を向けることから始まります。それまでおののいているしかなかったネガティヴな自分を直視することから始まるのです。
そして、不安を感じながらも、グループセラピーやリワーク内での対話のなかで、それを当事者で考え合い、考えあえたという関係を持つこと出来ること。それが、変化なのです。
リワークの中で悩むことは、だからそれだけで意義があります。しかしその悩みは、しっかりとつかまえてあげる必要があります。
怖いからといって無視してしまったり、怒りや泣き叫びのような感情の発露だけで終わってしまっては、大事なネガティヴな体験は成長につながらないでしょう。
ネガティヴな体験は、真剣に考えてもらえる機会を、ずっと待っているのです。

2016年6月30日木曜日

リラクゼーション

 まだまだ、雨の降る日が続きますね。毎日、じめじめむしむし。嫌になりますね。梅雨が明けると、今度は暑い夏がやって来ます。それも嫌だな〜なんて、考えてしまいます。
 そんな今日このごろ毎日登っている階段を、とてもきつく感じました。数段上がっただけで、息切れがしてしまいます。どうしてだろう

 人との関係や仕事や勉強だけでなく、湿気や気温も不快感を抱かせ、いつもよりストレスや緊張感が強く、自分で気づかないうちに心身ともに疲れが溜まった状態になっていたのかもしれません。緊張状態が続いていると呼吸が浅くなり、心拍も高まり、いつも平気で登っている階段をきつく感じることになったのかもしれません。
 そんなときは、リラックスして、緊張状態を解きほぐすことが必要かな?と思います。

 個人差はありますが、日々のストレスは誰しもありますよね。自分で気づかないうちにストレスや疲れが、溜まっているかもしれません。今日感じた不快感や疲れ、ストレスなどは、今日のうちに解消したいものですね。


そこで、リラクゼーションについて、書いてみたいと思います。


リラクゼーションとは?
 身体的、精神的、情緒的な緊張のない、くつろいだ状態にする手段や方法のことをリラクゼーションと言います。「休養、息抜き、気晴らし」などを意味し、身体や心を緩めることです。

 例えば、緊張すると呼吸が浅くなったり、心拍数が増えたりしますね。このような反応は、誰にも起こり得るものであり、このこと自体が悪いものというわけではありません。しかし、浅い呼吸が続いたり、心拍数が上がったままの状態が、日常的に続き休息すべきときにも緊張が続いたりするようになると、様々な身体症状や精神症状を引き起こすことがあると思います。

 身体症状や精神症状があらわれる前に、自分でリラックスし、気分転換や息抜きができるようになることが、重要です。

皆さんは、日々の生活の中でリラクゼーションを取り入れていますか?

どのようなリラクゼーションがあるでしょうか?
  マーサージ
  音楽
  ヨガやストレッチ
  運動
などが、思いつきやすいでしょうか?
他には、呼吸法、自律訓練法、眼球運動、アロマテラピーなどもあげられますね。

 昨日のリワークでは、自律訓練法をリワークに参加されている方々と行ってみました。「すっきりした」「リラックスして眠ってしまった」という方や「ぜんぜん、効かなかった」「違うことを考えてしまって、上手くできなかった」という方など、様々な感想が出ていました。



 専門的な知識や方法を知っていないとできないものもありますが、自宅で行いやすいものもたくさんあります。また、Aさんには合っていても、Bさんには合わないなど、好みや個人差があると思います。自分にあったリラクゼーションが見つけられると、日々のストレスや緊張をうまくほぐし、疲れをためすぎない健康的な生活をおくる1つの助けになるのではないでしょうか?
 週に何度かは、緊張から開放され、心身ともに休まる時間をもちたいものです。

2016年6月24日金曜日

【ワクワク♪リワーク通信2016年・夏号】


 

 本格的な梅雨に入り雨の日が多くなってきました。鬱陶しく思うこともあるとは思いますが、前回の『雨』をテーマとした個人プレゼンテーションの際、何人かのメンバーの方が「気持ちの持ちかた次第で雨の日も楽しく過ごすことができる」といった発表をされていて、とても勉強になりました。
 ちょっとした心がけで心身ともに爽やかに過ごし、来る夏にも備えていきたいと思います。

 
 ところで、先日までリワークプログラムのグループ作業では【リワーク通信・夏号】の制作に携わっていました。
 
 グループ作業ではリワークメンバーで構成されるグループを一つの職場と見立てて様々なプロジェクトを達成していきます。それゆえに、普段の私的な生活では現れにくい仕事における自身の特徴が再現されやすい場となります。その特徴にどのように対応し、どのように解決していくかを見いだしていくことが、このプログラムの目的のひとつでもあります。

 今回の作業でも、いろいろな困難はありましたが、メンバー各々が、そこから目を背けることなく取り組むことで、それぞれが掲げた目標の達成や新たな課題の発見に結びついたのではないかと思います。

 
 大人になってくると行事で季節を感じられる事が少なくなってくるかもしれませんが、【リワーク通信・夏号】を手にして頂く事で、リワーク活動の様子を知って頂くとともに元気で爽やかな夏を感じて頂けたらと思います。

2016年6月14日火曜日

じっとり…

梅雨ですね。
この季節は気温や気圧の変動で、体調管理が大切になってきます!
食中毒のリスクも上がってくるので、帰宅後や食事前の手洗いうがいは忘れずに★




雨が続くと曇り空で気分までどよーんとなりがちですよね。。
日照時間が少ない事で暗い日が続き、じめっとした湿気によるストレスも多い事が原因の一つかもしれません><;
そんな時こそ、朝起きたらカーテンを開けて部屋に明かりを取り入れるようにしてください。曇っていれば電気をつけるのでも構いません。



体に光を取り込んで出来るだけ室内を明るくする事で気分転換する事が必要です。体内時計も整い、睡眠の質を上げる事が出来ますよ!


不快な気分ばかりに注目してしまいやすい時期ですが、雨音や紫陽花などに目を向けてみてください。
きれいな物や音に触れると幸せな気分になれますよ^□^




2016年6月10日金曜日

CRESS CAFEのご紹介

今日は、CRESS CAFEのご紹介です。
CRESSでは毎月一回水曜にメンバーの皆さんで協力して簡単な料理をして作ったものを食べながらお茶を楽しむCRESS CAFEをやっています。

普段家では料理しない方も初挑戦される方、全体の流れを見て率先して洗い物や片付けをしてくださる方、正確に計量をして準備して下さる方、電子レンジの前で出来具合をこまめに確認して下さる方、作業中楽しい雰囲気を作ってくださる方など、皆さんそれぞれの役割を担いながら協力して楽しく作業しています。

毎回のレシピは、日々過ぎていく生活の中でも季節感を感じてもらえるようなものや、簡単で自宅でもご自身や大切な人のために作ってもらえるようなものを選んでいます。
3月は桜の時期も近いという事で「桜餅」
4月は行楽シーズンということで「サンドイッチ」
5月は「どら焼き」
でした。

アフターリワークプログラムでも午後に料理とCAFEを行っていますので、CRESSを卒業された方も仲間との交流やリラックスの時間を過ごしに参加してみてくださいませ。
着色した道明寺粉をこねています

全員でお餅を丸めます!
慣れない包丁は使いにくい…

美しく完成!

みんなで楽しく頂きます♪

2016年6月3日金曜日

個人プレゼンテーション「雨」


6月になりましたね。

梅雨の季節ですが、夏のように暑い日もあれば、涼しい日もあったりと、
体調をコントロールするのが、難しく感じますね。


CRESSでは、今日、個人プレゼンテーションのプログラムがありました。

今月のテーマは「雨」です。

今日は、15名のメンバーさんが、5分間ずつ発表されました。

準備期間は、約2週間。
今回は、伝えたいことをまとめるのに、頭を抱えておられた方が多かったようです。



‘雨の日の思い出’

‘雨の日の過ごし方’

‘雨の日の仕事でのエピソード’etc…



みなさん伝えたい事を吟味して、発表されていました。












メンバーやスタッフが大勢いる中で、発表するのはかなりのプレッシャーだと思います。

でも、発表をすることを通して、いま自分がどう考えているのかを整理できたり、みんなに伝えることで自分自身のことを知ってもらうことができたり、お互いのことを知ることができる、良い機会につながったのではないでしょうか。



今日は、プレゼンを終えて、安堵感や、満足感、達成感など、それぞれ手応えがあって、高揚感があると思います。


土日はゆっくり休んで、リフレッシュしてください。



では、また月曜日に!!!