昼間はぽかぽか陽気でも、朝晩はかなり冷えるようになってきましたね。
皆さん体調管理大丈夫でしょうか?
空気が乾燥すると風邪引きやすくなってくるので、外出後の手洗いうがいは必須ですよ!!
さて、今回は入浴についてお話したいと思います☆
寒くなってくると、一日の疲れをほぐすのに温かい湯船につかるのって気持ちが良いですよね。
疲れや汚れを取る以外にも、気分転換・リラックス目的で入浴される方は多いのではないでしょうか?
入浴には温熱・水圧・浮力の3つの作用があるみたいです。
まず温熱作用…体温が上がり、血流が良くなることで新陳代謝が高まり、体内の老廃物や疲労物質が取り除かれ、疲労回復やコリ、痛みが和らぎます。
次に水圧作用…体に水力が働くとウエストが3〜5cmも細くなるほどで、体の表面だけでなく、皮下の血管にも圧が加わります。そのため、手足の先にたまった血液が押し戻されて心臓の働きが活発になり、血液やリンパの流れを良くします。
最後に浮力作用…浮力が働くことで体重は普段の10分の1になるそうです。そのため、体重を支えている筋肉や関節を休ませる事が出来て体全体の緊張がほぐれます。
このような作用があると入浴に対する捉え方が違ってきませんか?
「今日は疲れてるからシャワーだけで済ませておこう」ではなく、疲れているからこそ入浴で1日の疲れをほぐし、質の良い睡眠にするよう心がけてみてください☆
また、温度によっても効果が違ってきます。
心身共にリラックスしたいときはぬるめの湯がいいようです。
夏は38〜40度、冬は41度位のややぬるい湯にじっくりつかりましょう。
ぬるめの湯につかることで、脳内の副交感神経が刺激され、体を緊張からときほぐしてリラックスした状態になります。
反対に42度以上の熱い湯は交感神経が優位になり、心臓の鼓動が高まり、血の巡りが活発になることでエネルギッシュな状態になります。
つまり、気分をリラックスさせてストレス解消したいときはぬるめの湯、シャキッとしたいときは熱めの湯が効果的です☆
せっかく入浴するのであれば、気持よく疲労回復やリラックスしたいですよね。
ぜひ今日の入浴からでも気にしてみてください♪
精神科・心療内科クリニックで行なっている、うつ病リハビリ(リワーク・プログラム)の活動内容を紹介しています。 興味・関心をもたれた方は、気軽にお問い合わせ下さい。 こころのクリニック和〜なごみ〜 〒541-0054大阪市中央区南本町2−2−9 電話06-6226-7463 URL:www.nagomi-kokoro.com
2014年10月31日金曜日
2014年10月17日金曜日
今月の心理教育は・・・
リワークプログラムCRESSでは、2ヶ月に1回、心理教育の時間を持っています。
スタッフの心理士や看護師が交代で、さまざまなテーマ(対象喪失、アイデンティティ、生活習慣病など)で講義を行っています。
今月のテーマは【社会と個人】というテーマで、みなさんで一緒に考える機会を持ちました。
普段、リワークの中では、自分自身について考えてみることに重きを置いていますが、
どういう社会の中で、私たちが暮らしているのか、社会から自分自身のことについて見てみて、自己理解を深めていっていただきたいという思いから、今回のテーマを挙げました。
私たち個人という存在は、1人で存在しているのではなく、多面的に見ると何らかの社会集団の中で生活を送っています。
・どこの国で生活しているのか
・どこの都道府県で生活しているのか
・どんな地域コミュニティの中で生活しているのか
・どんな職場で働いてるのか
・どのような部署に所属しているのか
・どういった家庭環境に置かれているのか
少し書き出してみただけでも、私たちがさまざまな人と関わり、日常生活が成り立っているということが見えてきますよね。
このような環境、集団の影響を私たちは大きく受けることになっています。
大きく見てみると、日本で暮らしているのと、イギリスで暮らしているのとでは文化が違うでしょうし、公共サービスも、制度も異なっています。
大阪で生活するのと、東京で生活するのとでは、風土が異なりますし、さまざまな違いがありますよね。
そのため、大阪では通じる言葉が東京では通じなかったり、ここでは当たり前だったことが、別のところに行くと全く理解されなかったりする体験もあるのではないかと思います。
職場の中で見ていくと、会社が合併したことによって、体制が変わったり、
部署が変わったり、ポジションが変わったりすることによって、新たに適応していくことが求められるということがあるように思います。
このように、私たちが感じる気持ちというのは、どういう集団に属しているのかという影響を強く受けます。
前の上司がいたときはうまくいっていたのに、新しい上司になってからやり方が違って、うまくいかなくなってしまうという経験がある方もいらっしゃいますよね。
環境の違いによって、その都度そこに合わせてやっていけないと、何らかの問題が生じてきます。そこは避けては通れないように思います。
たとえば、毎日のように多くのクレーム対応を即座に迫られている環境下で仕事をしているときに感じる気持ちと、
自分のペースで、それぞれが担当している分を干渉されずにものづくりができる環境下では、感じる気持ちが違うということを想像できると思います。
前者の方では、常に焦る気持ちがあって、早く解決して対応しなければならないという思いが強くなり、その部署全体が落ち着かない雰囲気だと感じられ、常にイライラした気持ちが蔓延していってしまうでしょう。
一方、後者の場合では、気持ちに余裕があるため、自分が取り組む仕事にじっくりと向き合い、安心して穏やかに過ごせるのではないでしょうか。
みなさんは、どのような地域で誰と生活し、どんな職場環境で仕事をしていますか?
仕事は自分でコントロールできるものでしょうか?
量的・質的に負担はないですか?
どんな役割を担っておられますか?
周りに頼れる人はいますか?
苦手だなと思う人はいませんか?
人が複数集まると、そこには、その集団に特有の心の動きというものが生じます。
個人の中に気持ちがあるように、グループの中にもそのときどきのグループメンタリティが動いています。
会話が少なくて、仕事をするのに息苦しいグループもあれば、
お互いに意見を活発に言い合えて、意欲的に仕事に取り組める雰囲気のグループもあると思います。
ここで、立ち止まって考えていただきたいことは、「この環境で働くことがしんどいな。いつも残業ばっかりで、やりたいこともできないし辛いな」と思う気持ちが強くなると、そこで適応していくことが困難になってしまうということです。
心の中で、しんどいなと気付けたとき、自分の気持ちに目を向けて、どうしてしんどくなっているのか考えていけると、
「残業が毎日続くと誰でも体力が続かないよな」「ここの部署の担当する仕事が多すぎるし、仕事の分担に偏りがありそうだな」「みんな大変そうだし、全員で目標に向かっていくためにもこの気持ちは1人で抱えるのではなく、部署の誰かに話してみようかな」と視野が広がっていくかもしれません。
大切なのは、1人で何とかしないといけないと思って抱え込んでしまうのではなく、グループの1人として自分自身のことを見てみて、どうできるとよさそうか考えてみる視点を持つということです。
そのことによって、周囲とのコミュニケーションが増え、個人個人の中につながりが生まれ、グループが課題達成に向かう力動が強くなっていくのではないかと思います。
1人で考えているよりも、誰かに話を聞いてもらって、少し気持ちが軽くなったり、もう少しがんばってみようかなって思えることってありますよね。
誰かに自分の気持ちを差し出してみることは、すごく勇気がいることだと思いますが、
伝えてみないと、抱えてもらえないし、私たちが本当に安心して過ごすということは難しいと思います。
今、どういうグループの状況になっていて、みなさんがどんな気持ちを感じることになっているのかを立ち止まって考えていけると、置かれている集団の中で何ができそうなのかというヒントが見えてくるのではないでしょうか。
さて、明日10/18は、アフターリワークプログラムですね♪
卒業されて、みなさんどんな風に過ごされているでしょうか?
明日お会いできることを楽しみにしていますね☆
2014年10月10日金曜日
リワーク秋のイベント〜BBQ2014〜
CRESSでは、毎年秋のイベントとして、バーベキュー(BBQ)に行きます。
そして、今日、メンバーとスタッフとで、バーベキューをしてきました。
早いもので、今年で三回目になります。
イベント当日に向けて、いつものグループ作業と同様に、メンバーとスタッフとで話し合いをしました。
食材は何にするか?
メンバーとクリニックで会場に持っていく必要のあるものは何か?
作業グループをどう分けるか?
食後のレクリエーションは何をするか?
メンバーからBBQイベントのリーダーを決めて、リーダー中心で話し合いを進めてもらったのも、いつものグループ作業と同じです。
リーダーのメンバーさんを中心に、皆がいろいろな意見を出し合いました。
BBQの準備をメンバーの皆さんと一緒に進めるとき、毎年思うことなのですが、一人で準備していては気付けないことが多くても、皆でアイデアを知恵を出し合えば、足りない部分を発見し、より良い計画が立てられます。
今日のBBQが無事に終って思うのは、これも今のCRESSのメンバーが作りあげた、一つの成果だということです。
そして、今日、メンバーとスタッフとで、バーベキューをしてきました。
早いもので、今年で三回目になります。
イベント当日に向けて、いつものグループ作業と同様に、メンバーとスタッフとで話し合いをしました。
食材は何にするか?
メンバーとクリニックで会場に持っていく必要のあるものは何か?
作業グループをどう分けるか?
食後のレクリエーションは何をするか?
メンバーからBBQイベントのリーダーを決めて、リーダー中心で話し合いを進めてもらったのも、いつものグループ作業と同じです。
リーダーのメンバーさんを中心に、皆がいろいろな意見を出し合いました。
BBQの準備をメンバーの皆さんと一緒に進めるとき、毎年思うことなのですが、一人で準備していては気付けないことが多くても、皆でアイデアを知恵を出し合えば、足りない部分を発見し、より良い計画が立てられます。
今日のBBQが無事に終って思うのは、これも今のCRESSのメンバーが作りあげた、一つの成果だということです。
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そして今日。天気も恵まれ、計画通り、買出し班と設営班に分かれて、協力してBBQの準備をしました。
その美味しかったこと!!
この写真から、きっと、ブログの読者の皆さんにも、私たちが味わった美味しさが伝わると思います!!
お肉と魚介と野菜をいっぱい食べました!
メンバーさん発案で、焼きリンゴに初挑戦!
美味しくて大好評でした。来年もやってみたいですね。
そして、CRESSのBBQといえば、これは外せません!
焼き芋です。ホクホクした食感が最高です。
しかし、焼き芋タイムの頃には、皆のお腹もいっぱいです。
今日のBBQでの体験が、メンバーの皆さんの明日への活力となったことを願わずにはおれません。
お腹いっぱいになったメンバーの上に広がる青い空
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