2013年11月1日金曜日

リワークプログラムでのつながり


さて、11月になりましたね。

11月初日のプログラムは、午前は“個人プレゼンテーション”、午後は近くの公園まで散策に行ってきました。

〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜



今回の個人プレゼンテーションのテーマは、〈文化〉でした。

いつもみなさんには、発表まで半月くらい余裕を持ってテーマを伝えています。発表までの2週間くらいの間で準備をしていただいて、5分間の発表に臨んでいただいています。

そして今回は、

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

★古都奈良の文化財
★西洋文化であったフィギュアスケートについて
★絵本と読み聞かせについて
★トイレの文化
★台湾の文化
★海外から見た日本の贈り物文化
★食のタブー
★Cool Japan
★関西文化の日について
★韓国の文化について
日本の食文化(先日、卒業されたメンバーさんが、今回発表できないので、朝の会のときに紹介されていました)

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


上記のように、“文化”というテーマから、個々で連想を膨らませて、何を伝えたいか熟考し、発表されました。

今回の発表は、これまでに比べて、特に全員が参加できるプレゼンになるような工夫されていた方が多いように感じました。

たとえば、
発表するときに、質問を投げかけて一緒に考えてもらったり、
フロアのメンバーさんの名前を呼んで、問いかけたり、
持ってきた絵本を手にとって見てもらったり、
アロマを用意されて、空間をプレゼン内容に合わせて雰囲気作りをしたり、
具体的にイメージしやすいように時系列で辿る写真や、地図のルートを提示したり、、、
と、みなさん工夫に工夫を重ねられて、とてもユニークで、しかもそれぞれの職場での経験やあり方を活かされていましたね。


ただ、自分が伝えたいものをまとめて発表するだけではなく、観客のみんなを巻き込んで、一緒にその場を共有し、一緒に考えたり、感じたり、想像したりできるものになっていて、すごく興味を惹かれました。

発表するときに、「〇〇さんのように発表してみたい」や、「△△さんの発表が説得力があってよかったな」と誰かのよいところを自分にも取り入れて、かつ自分らしく発表できたらいいなという刺激を受けるのも、このプログラムの特徴かなと思います。

発表当日までは、自分のペースでどうやって課題に取り組んで仕上げるかを考え、発表当日はどうすれば伝わるのかに奮闘し、そして、お互いに学び合いながら、今後に活かしていく。

卒業された方から学んだ仕事の取り組み方を取り入れてみた方、パワーポイントの使い方を教えてもらってから経験を積んでおられる方、みなさんがお互いに影響し合い、お互いに高め合っておられる姿をありありと感じました。



〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜

今週は、卒業されたメンバーさんがCRESSに顔を見せて下さったり、そのメンバーさんに言葉をもらって卒業を迎えたメンバーさんもいらっしゃったり、参加時期は異なっていたとしてもCRESSの仲間として、みなさんが心のなかでつながっていることを感じさせてもらいました。

参加するときは、すごく心細くて、そうやってみんなの輪の中に入っていけばいいのか不安で、心が折れそうになることもあると思います。

でも、来院を重ね、毎日参加しつづける中で、仲間と関係を築き、励まし合い、ときには弱音も見せながら、自分について考え、そしていずれそれぞれのあるべき場所に戻っていかれるわけですね。

卒業されるときは、こんなに自分には心を通わせられた仲間がいるのかと、嬉しくもあり、寂しい気持ちもあるのではないかと想像します。

きっと復職した初日は、居心地がよくなかったり、戸惑うこともあったり、逃げ出したくなったりもするし、

復職して日にちが経つと、思うように仕事が進まない苛立ちを感じたり、仕事がしんどくなったり、日々の仕事に追われて気づいたら終業時間を過ぎていたり、人間関係で疲れたり、

めまぐるしく、たくさんの気持ちを感じることになると思います。


どんなプロセスの中にも、変わらずCRESSがあることを、不安になったときは思い出してくださいね。

少しエネルギーが足りなくなってきた時や、辛く感じた時、どうしたらいいか迷子になってしまったとき、自分の気持ちについていけなくなりそうなとき、
そんなときに、このblogからみなさんのもとに言葉が届きますように。






画像は、散策に行ったときのものです。

秋を感じていただければ・・・(*^_^*)








0 件のコメント:

コメントを投稿