2013年9月30日月曜日

休職に至った自分って?

抜けるような青空が広がり、気持ちのよい天気が続いています。
少し肌寒くもなってきて、秋が深まってきた感じがしますね。

******************************
さて、リワークのプログラムの中で、「休職に至った自分を考える」というテーマでフリートークをしました。

参加メンバー各々が、休職したときのことを思い出しながら、そのときの出来事や自分が感じていたことを話していきました。
メンバーは、職業も年齢も性別も違うけれど、休職に至った過去を振り返ると、おどろくほど共通する体験をしていたことが、わかりました。

「仕事へのやり甲斐やモチベーションを見失ってしまった」という風に振り返ったメンバーさんがいました。
今の仕事そのものが、果たして自分がやり甲斐を感じられる仕事なのか?
もし、やり甲斐を感じられなくなったとき、いったい、仕事とどう向き合えばいいのか?
すぐには答えがでない疑問でしょう。
フリートークのプログラムの時間では、「なぜモチベーションを喪失してしまったか?」をそのメンバーさんが問う中で、子供の頃の自分にまでさかのぼっていかれることがありました。
休職に至った自分を振り返る時、その原因は様々ですが、各自の人生史が絡んでいることがあるのだと思います。

「内心ではどれだけ疲れ、悩んでいても、仕事をしているときは、決して弱音を吐くことができなかった」と振り返っていたメンバーさんがいました。
弱い自分を見せらなかった、という体験は、多くのメンバーに共通していた体験でした。
「職場の誰も弱音など吐かずに頑張って仕事をしている中で、弱っている自分を出してしまったら、脱落してしまう」という不安は、多くのメンバーさんが感じていたことでした。
以前のブログの記事で、「弱い自分」とどう向き合うか、という内容を書いたことがあります。

「強さ」と「弱さ」(2013年3月29日の記事)

弱い自分は、どこかで助けを求めています。依存したい気持ちを、持っています。
しかし、弱い自分を見せることが叶わないときには、なかなか、誰かに依存したい気持ちや、寄りかかりたい気持ちが自分の中にあることを、自分が肯定することができません。
どうしたら、そうした自分を認められるのか。
弱い自分を認められなくなってしまったのは、昨日今日の話ではないので、すぐに解決できることではないでしょう。
しかし、そういうメンバーさんが、こうしてリワーク・プログラムに参加することを決断し、日々リワークに足を運び、メンバー同士やスタッフに対して、自分の弱いところや苦しい気持ちを表現できるようになっていくことが、とても大切な一歩となるでしょう。
リワークの中で、弱っていて大丈夫じゃない自分を、他の人に表現しても、「大丈夫」と感じられるようになること。それが、第一歩です。

自分の中にいるいろんな自分がリワークプログラムを通じて表現され、その存在に自分が気付いていくこと。
それは、不安を乗り越えていく大切な仕事です。




2013年9月20日金曜日

スポーツの秋


近頃、すっかり秋らしくなり朝晩は涼しくなりました。
季節の変わり目は体調を崩しやすいので皆さん気をつけて下さいね(^O^)

さて、秋といえばスポーツの秋!食欲の秋!ですよね!!
ということで本日はラウンドワンに皆さんでボーリングに行きました(^^ゞ

ラウンドワンまでは徒歩で15分。。。
ボーリング前の軽いウォーミングアップになってちょうどよかった!!!

3チームに分かれてチーム対抗戦\(^o^)/
さぁ、いざボーリングスタート!!!!!!








久しぶりのボーリングという人が多かったですが、皆さんお上手でした(*^_^*)
盛大に盛り上がりあっという間に1ゲームが終了しちゃいました(´・ω・`)

たまにはこんなプログラムもいいですねぇ(^^♪
いっぱい身体を動かして、今日はぐっすり眠れそうなぁ(~o~)

次は食欲の秋!!
また、みんなで楽しめるイベントを考え中(*´ڡ`●)





こころのクリニック和−なごみ−
 http://nagomi-kokoro.com/






2013年9月6日金曜日

Cressionalship


 8月31日(土)のことになりますが、リワークプログラムCRESSの1周年を記念して、
卒業されたメンバーさんと現在参加されているメンバーさんの交流会Cressionalship~を開催しました!!!!!

みなさん、この日のブログがいつ更新されるのか、首を長くして待っておられたのではないでしょうか?

土曜日にも関わらず、総勢22名の方が集まり、卒業生の方にとっても、現在参加されているメンバーさんいにとっても有意義な時間になったのではないかなと、みなさんの表情を見ていて思いました

この日のために、プログラムのグループ作業の中では、今回の交流会の準備を重ねてきていました。
そこでの協力があったからこそ、卒業生の方とスムーズに打ち解けて、交流会も一つにまとまったのではないかと思います。

また、卒業されたメンバーさんにとっては、懐かしいリワークルームの扉を開き、久しぶりに逢う仲間と話す機会となったのではないかと思っています。




今回は、在籍されているメンバーお二人に司会を務めていただき、“○○の部屋”っぽく、卒業生の方に前に出てきていただきました。そして、リワークに参加されるまでのことや、参加してみて感じたこと、復職して感じていることや、気をつけていること、そしてリワークの中で得られたものや、在籍されているメンバーさんにメッセージなど、豊富な内容でお話ししていだたきました。

何も用意せずに来ていただいたので、大変緊張された方もいらっしゃったのではないかと思いますが、みなさんの言葉で話してくださったからこそ、イキイキとしたものが伝わってきました。

それぞれの職場でさまざまな人と関わり、仕事をし、いろんなものに直面されておられるのではないかと思いますが、この機会に、リワークでのことを思い出し、少しでも、日々の暮らしに活かしていただけたらなと思っています。






こういう風に自分自身の経験を他の方に伝えるということは、大変エネルギーを使うことでもありますが、話すことで、これまでのことを整理し、他の方々の話を聞いて吟味していくという体験になったことだと思います。



歓談の時間には、かき氷も作ってみました〜!


限られた時間ではありましたが、いろんな方と話し、とても良い刺激をたくさん吸収されたのではないかと思います。



お集まりいただいたみなさん、本当にありがとうございました。

交流会はこれからも企画していけたら思っていますし、他の企画も考えていますので、期待していてください。

それぞれの道を、また一歩ずつ歩みながら、
またお会いできる日を楽しみにしています!