2018年3月23日金曜日

意識して取り入れる

3月に入り、春らしい暖かさになってきたと思ったのもつかの間、今週は寒い日が続きましたね。春は三寒四温と言われるくらい気候が目まぐるしく変わることは知っていても、心身のコントロールが上手く行かず不調に陥っている方も多いのではないでしょうか?

私自身も毎朝、今日はどんな服装が気候に適しているのか、天気予報と体感を頼りに迷う毎日です。今週は、クリーニングに出そうと準備していたダウンコートをもう1度取り出して着る日もありました。

気候だけではなく、職場でも異動や転勤、年度変わりなどといった環境の変化も多いこの時期、身体には知らず知らずのうちにたくさんの負荷がかかっています。

毎日の負荷を少しでも解消するように心がけ、健康に季節の変わり目を乗り切りたいものです。

そんな時に、簡単に取り入れられるリラックス方法を1つご紹介したいと思います。

それは深呼吸。

なんだ、ただの深呼吸かと思いがちですが、侮れない理由がちゃんとあります。

深呼吸は、意識さえすれば、いつでもどこでも出来るリラックス方法の1つ。
自分で、「リラックスしなければ。」と、念じてもなかなか上手くは行きませんが、ゆっくり呼吸をすることで、筋交感活動と呼ばれる自律神経のバランスを整える働きが身体のなかにおこり、リラックスへ導いてくれるのです。


鼻からゆっくり3〜4秒空気を吸い、口をすぼめて6〜8秒ゆっくり長くはく。
吸った長さの倍の時間をかけてはくのがポイントです。
何度か、繰り返してみて下さい。


慣れないうちは、鼻、口どちらからでも、時間も気にしなくて大丈夫です。
とにかく、ゆっくり吸って長〜くはいてみてください。

たかが深呼吸ですが、一度試してみて下さいね。

大切なのは、毎日の生活の中にどれだけ「意識して取り入れる」か、だとお伝えしたいです。

2018年3月8日木曜日

映画鑑賞会を通して

今年も早いもので、三月に入りましたね。
寒暖差が激しい時期ですが、体調など崩されていないでしょうか。

さて、リワークでは月に一度、「映画鑑賞会」というプログラムがあります。
テーマに沿った映画を、ひとり一本考えていただき、紹介してもらいます。
その際に “リワークで一緒に観たい映画”を考えてくださいとお伝えしています。
共に復職を目指すメンバーと鑑賞することは、友人や家族・ひとりで鑑賞するときの体験と少し違うのではないでしょうか。

そして、紹介していただいた映画の中から、一つを選びプログラムで鑑賞します。
先月は「最高の人生の見つけ方」という映画を鑑賞しました。

余命を宣告された男性二人が、「やりたいことリスト」を作り、実行するために旅にでるストーリーです。
人生の価値とは何なのか、とても深いテーマを投げかけられる映画でした。

この映画の中で、個人的にですが非常に印象的なシーンがありました。
それは、旅の途中のピラミッドの上で二人が語らうシーンです。

古代エジプト人は死んだとき、天国の門の前で二つの質問をされるそうです。
ひとつめは、自分の人生に喜びを見いだせたか
ふたつめは、他者の人生に喜びをもたらしたか


鑑賞しながら、自分はこの問いにどう答えるか。それ以前に、答えられるのか。
加えて、これを問う意味とはなんだろうかと考えていました。

人生は自分だけのものでもなければ、他者だけのものでもない。
相互が絡み合ったときに、より豊かな人生になるといった、メッセージのようにも感じました。
これは現代の日本でも、そしてリワークの中でも…と連想が進んでいきました。
これは、私が映画を観て、自由に(勝手に)思い描いたことです。
一緒に観たメンバーさんは、どういう感想をもったでしょうか。
違った感想をもっていることも、全く別のシーンが印象的だった方もいるでしょう。
映画鑑賞会というプログラムから、何を体験されたのか共有してみたいところです。

今月は「働き方を考える」というテーマで映画鑑賞会を行います。

みんなで映画を通して、働き方を考える。そんな機会になることを願っています。

2018年2月23日金曜日

冬の祭典

 平昌冬季五輪が閉幕しようとしています。休職している方の中には、これほどたっぷり五輪を観戦をしたのは初めて、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。勤務している時には仕事に追われ、ゆっくり観ることが出来ないことも多いと思います。
 一方で、休職中に五輪などで楽しんでいていいのだろうか、と罪悪感を覚える方もいらっしゃるようです。五輪に限りませんが、これも何かの縁で巡ってきた機会と考えて、今しか味わえない楽しさを感じてもいいのではないかと思います。
 次回以降の冬季五輪を迎えた時、「そういえば平昌の時はいろいろ大変だったな」などと思い出しつつ、「あの時があったから今がある」、「つらかったけど得たものも大きかったな」といった感じで今を振り返ることが出来たらいいですね。次の五輪は北京開催だそうです。まずはそのあたりを目標に長期的視点に立って、また今日からあせらず一歩ずつ、進んで行きませんか。

2018年2月20日火曜日

人前で発表するということ

2月の後半になりましたが、皆さん体調の方は崩されておりませんでしょうか?
インフルエンザという猛威に負けないよう、あと少しの冬を駆け抜けましょう!

現在、インフルエンザ大流行の中、日本のみならず世界中で平昌オリンピックが盛り上がっていますね。
スクリーン上でしか選手たちのことは見られませんが、私たちに感動を与えてくれるものだと感じて、日々応援しております。

今日は、人前に立って何か披露をしたり戦ったりするオリンピック選手を見ている中で浮かんできた「人前で発表するということ」というテーマでブログを書かせていただこうと思います。

CRESSでは毎月1回、「個人プレゼン」というプログラムを行っています。
これは、我々スタッフが毎月テーマを決めさせていただき、そのテーマに沿って自由に発表をしてもらうというものです。

自由というのは、口頭発表でもよし、パワーポイントを使用してもよし、ホワイトボードを使ってもよし…という発表方法の自由という意味です。
5分という制限時間がしっかりとあるので、全てが全て自由というわけではないですが、私は皆さんそれぞれに色を感じています。
テーマに沿って、皆さんがイメージを膨らませて発表内容を決められるため、何一つ同じものはないと思っています。
しかし、メンバーさんの多くには、誰かと同じような内容で発表してしまうことを恐れてしまっているようです。
発表内容や発表資料の質も、楽しませていただくところではありますが、
その人それぞれが、どのような雰囲気で発表をしているのか、つまり非言語的なところで見ている側が感じることについても、考えていただきたいなと思っています。

約20名のメンバーさんの前で発表をすることは勇気のいることだと思いますが、
それぞれの色や個性を出せるチャンスが埋まっているかもしれません。

来月も楽しみにしております*

2018年2月8日木曜日

リワークでの体験をどのように感じていますか?

 ここ数日はとても寒い日が続いていますね。最寄り駅の近くに流れている川が凍っていることに気が付き、寒波の到来を実感するとともに、より一層寒さを感じた瞬間でもあったように思います。
 インフルエンザも流行っていますし、体調管理には気をつけたいものですね。

 リワークでは、そんな寒さに負けないような、メンバーの活気あふれる様子が見られます。リワークにはそれぞれバックグラウンドの違ったメンバーが、それぞれの復職に向けて、様々なプログラムに取り組んで行きます。どのプログラムも、復職に向けた意味があると思います。
 様々なプログラムの中でも、寒さに凍えて固まってしまわず、グループ全体で力を合わせて乗り切ろうという動きを生々しく感じられるプログラムがあります(これは、私の個人的な感想ですね)。
 それは、グループ作業というプログラムです。このプログラムでは、メンバー皆で、ある一つのプロジェクトに取り組みます。プロジェクトの達成だけでなく、自分の仕事のあり方についても考えて行きます。きっと休職に至る要因になった自分の仕事のあり方が、このグループ作業を通して見えてくることと思います。グループ作業を体験された方は、肯かれているのではないでしょうか。

 現在、そのグループ作業では新たなプロジェクトとして、“リワーク通信春号”に取り組んでいます。ネタバレになってしまうかもしれませんが、今回のリワーク通信の中に、リワークメンバーが体験したプログラムの体験記が掲載されることが決まりました。体験記を書くということは、とても難しいことだと感じています。

体験記を書くことがどうして難しいのか…?

 リワークのプログラムの説明は、プログラムに参加するとそれなりに書き出せると思います。しかし、体験記となると、プログラムで何をしたのかを書き出すことに留まらず、リワークのプログラムの中で何を感じたのか、何を考えたのかなど、自らの体験の中での気づきを記していく作業が必要になると思います。だから、難しい…。
 その体験の中での気づきとは、休職に至った要因への気づきかもしれませんし、自分の行動パターンへの気づきかもしれません。他にもたくさんありますね。自分の新たな一面に気づくことかもしれません。それらは、復職を目指す上で必要な気づきだと私は考えます。

 リワークでの体験の中には、休職前に職場で体験していたことと同じような体験が、リワークの中でも起こっていることもあるでしょう。むしろ、リワークの中で、職場で体験したことと同じことが繰り返されていると気づけることが、意味のあることなのかもしれません。
 職場で起きていたことが、リワークでも繰り返し起こっているとすれば、きっとそのメンバーは、苦しいし、辛いし、時には悲しくなったり、惨めに感じたりしているかもしれません。それはどうして起きたのか、自分のどういった行動や考えが関係しているのか、体験を通して考えていけると、リワークにわざわざ来たかいがあると思います。
 今回の体験記は、その役を担ったメンバーそれぞれが、それぞれの体験記を記すことになっています。その役を担った人だけでなく、その他のメンバーも、自らの体験を振り返ってもらいたい。今、この瞬間に感じていること、考えたこと、それは何だったのか。すると、自分が何を嫌だと感じて避けている(リワークを休む)のか、どうして辛くなっているのかなど、少しずつ見えてくるのではないでしょうか。

 そして、何よりも、リワークでの体験で苦しんでいるのであれば、スタッフを頼って欲しい。何をリワークでやるべきなのか、リワークで体験するって何だ?と感じて困っているのであれば、それを先ずはスタッフと共有して欲しい。スタッフを巻き込んで、スタッフと一緒に考えていきませんか?


 まとまりなく書き出しました…。リワークでの体験を、リワーク通信で掲載するためだけでなく、自らの復職のために考えてみてもらいたいと思います。

2018年1月24日水曜日

体調管理の参考に。。。


先週は春並みの暖かさで、このまま春になればいいのにと願ったのもつかの間…
今週はまた寒さが戻ってくるようですね。。。
正月休みにダラダラ過ごしてしまった方は仕事モードの生活リズムに戻すのが大変だったのではないでしょうか?

生活リズムや気温など、急激な環境の変化で、体調を崩してしまうリスクが高くなります。
インフルエンザも流行しているこの時期こそ、今一度自分の体調はどうだろうか?生活を見直すところはないだろうか?と振り返ってみてはいかがでしょうか。

そこで、風邪の予防としてすぐ取り組めるのが手洗いうがいですね。
手洗いの見本ポスターは病院などで見かけたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
では、うがいはどうでしょう?
私自身見かけたことがなく、しっかり教えてもらう機会も少なかったように思います。

うがいは流水でも十分なので、一度口をゆすいでから口腔内の汚れを出し、3~5回うがいをすると効果的だそうです。

とはいえ、一日で何度もうがいをするのは場所がないと難しいと思います。
喉が乾燥すると、そこにウイルスや細菌が付着して感染してしまうので、喉の潤いを保つことも重要になってきます。
こまめに水分摂取することで喉が潤い、ウイルスや細菌の排出を促したり、飲み込んで胃酸で殺菌することができるのです。


冬は夏に比べると、汗もかきにくく口渇感も感じにくくなることから水分摂取量が少なくなるので、積極的な水分摂取を心掛けてみてください。

2018年1月15日月曜日

再発予防ができるようになるとは? 〜リワークを経験する意義〜

新しい年になりました。
リワークプログラムCREESSのメンバーにとって、今年は復職の年となるでしょう。
気持ちもあらたに、リワークのメンバーとスタッフとともに、復職への道を一歩一歩進んでいきましょう。
休職中にリワークして復職を目指す意義のひとつに、「再発予防ができるようになる。」という意義があります。
特に、休職を複数回繰り返しているメンバーは、再発予防の難しさを実感しているでしょう。休職を繰り返しているメンバーは、再発の経験者だからです。
リワークを経験しないで復職する場合と、リワークを経験した上で復職した場合とは、何がどう違うのか。
この問いに答えてもらいたい人たちがいます。
それは、休職を繰り返した上でリワークに参加して、復職を果たしたメンバーです。さらに、「これまでの復職のときと比べて、今回リワークを使って復職した自分は、以前と違っている。」と、実感を伴なって言えるメンバーです。
リワークに参加すると、リワークのプログラムによって、今まで知らなかったようなコミュニケーションの方法論を学ぶことができます。
ストレスにどう対処したらいいかを学ぶことができます。
リワークに参加することで、新しい知識を得ることができます。
そして、再発予防にとって本質的なのは、リワークの中での他者との経験です。
休職をしてしまう人は、苦境に陥っています。上手くいかなくなっています。不都合な事態が生じています。
そのとき、この人が採用する方法は、そういう不都合な自分を人の目から隠しておくという方法です。
この方法は、職場に行かない、という行動として実現します。
休職です。
「職場に行けない。」というよりも、「職場に行かない。」という言い方のほうが、求職者の隠された意図を正しく表現しているかもしれません。
そういう人がリワークに参加しています。
このメンバーが、リワークに参加することで再発予防ができるように変化しているとは、どういうことなのか。
それは、「これまでは不都合で隠しておくしかなかった自分の姿を、リワークでは他人に知ってもらえるようになった。」という変化でしょう。
自分を自分だけの世界に閉じ込めていた人が、そこに他者が入ってくることを許せるようになった、という変化です。
スタッフと他のメンバーに、その人が職場では隠しておかなければならなかった自分の姿を、知ってもらえるようになった、という変化です。
以上のように考えると、やはり、リワークの経験が再発予防に役立つためには、ただ漫然とリワークに参加したというので足りません。
リワークに参加している間に、職場に行けなくなったときと同じくらいの苦しい経験を再体験したかどうかが、鍵を握ります。
つまり、隠しておかなくてはいけなくなる自分の姿が、リワークでも登場してきたか、ということです。
職場にいるときは、そういう自分は隠しておかなければなりませんでした。
休職です。
しかし、リワークでは、隠しておくしかない自分の姿を、自分以外の人であるスタッフと他のメンバーの前に見せられるようになった。
隠しておきたい自分は、その人が自分の力だけでは解決できないような、困った自分自身です。
そういう困った自分自身を、リワークでは他人に知ってもらって、一緒に考えてもらえるようになる。
リワークでは、困った自分自身を他人の力を借りて乗り越えることが出来た、という実績が出来ました。
この実績は、再発予防に向けた根拠のある自信になるでしょう。
リワークでは、不都合な自分の姿を自分にも他人にも知ってもらえたのです。
このようにして、休職に類した苦境を乗り越えた、というリワークでの実績は、そのメンバーにとって、新しい経験なのです。今までは、無自覚にただ繰り返していた集団の不適応という経験が、リワークで書き換えられて変化した、といえるでしょう。新しい経験が付け加わっているかが、再発予防の何よりも大きな自信になるでしょう。
こういうメンバーは、リワークを卒業後も、アフターリワークに参加したりすることで、復職後も治療的な関わりを継続する自分になっているでしょう。